金属有機構造体MOF(US) – ダイナミックマップ
出版:株式会社ネオテクノロジー 出版年月:2023年3月
金属有機構造体MOF(US)
ページ数 | NA |
税込価格 | 198,000円 |
税抜価格 | 180,000円 |
種別 | 日本語調査報告書(オンラインアクセス) |
当レポートはネオテクノロジーの『ダイナミックマップ』シリーズに属するレポートです。ダイナミックマップの詳細についてはこちらをご高覧ください。
当レポートについて
剛直な有機配位子と多様な金属イオンや金属クラスターとの配位結合によって組み立てられた多孔質材料の1つである金属有機骨格(MOF)および多孔性配位高分子等(PCP)の材料は、その巨大な表面積と微細に調整可能な孔径等による表面機能性を有し、種々の化学分子の吸着・分離・貯蔵・触媒・検知等の機能を利用した応用が期待されています。
【調査対象技術】
本書では、米国特許の中でその請求項に金属有機構造体、多孔性配位高分子等の材料、組成物等が記載されているもの、およびその材料を用いた応用・用途である製品を材料機能の面から取り上げました。たとえば最終製品が電池であっても機能が活物質の取り込みであれば電極と分類しています。また、同じく電池であっても外部からの酸素を吸着することによる劣化防止であれば酸素除去として捕捉に分類しています。
■技術と企業の全体像を俯瞰できるダイナミックマップ
本ダイナミックマップは、タイトルテーマ技術に関する特許情報の調査結果を、技術分類ごとに分けた技術側と出願上位10社までの企業側の2軸から閲覧することができる電子版特許調査報告書です。『技術側』では出願件数推移グラフや技術の企業シェア等を掲載し、『企業側』では出願内容を技術分類ごとに分けたレーダーチャートや発明者リスト、共同出願人リスト等を掲載しています。
特許調査、技術動向把握、事業経営企画のための特許調査資料としてご利用ください。
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目次・技術分類
◇材料・合成法
MOFあるいはPCP材料・組成物、あるいはその合成法が記載されているものを取り上げました。具体的には、金属類、配位子の種類、あるいは既存のMOF類等が記載されたものです。
◇捕捉
有害物質あるいは特定の物質を吸着し、系から除去することを目的とするものを取り上げました。
◇分離・精製
特定物質を一旦吸着し、系外にて脱離させることにより混合系からの分離、あるいは特定物質の精製を目的とするものを取り上げました。
◇貯蔵・徐放
特定物質を貯蔵すること、さらには薬剤等の物質を貯蔵し、その物質を徐放する治療薬などを目的とする場合を取り上げました。
◇電極・電解質
電池の活物質を含む電極、あるいは電解質として取り込まれる特定分子の機能を利用することを目的とする場合を取り上げました。
◇触媒
特定物質を取り込み、反応させるための触媒として機能させることを目的とする場合を取り上げました。
◇検知・センサー
特定物質を取り込むことによる検知機能を利用、あるいはセンサー用途を目的しているものを取り上げました。
◇その他
上記分類に当てはまらない場合を取り上げました。
◇参考情報
上記分類には該当しないが、技術的に参考として収録しておきたい特許情報等を取り上げました。MOF等が選択肢の1つである場合も参考とします。