出版:株式会社ネオテクノロジー 出版年月:2022年7月
触媒を利用した二酸化炭素の有用成分への変換 ~カーボンリサイクルに向けて~
ページ数 | NA |
税込価格 | 198,000円 |
税抜価格 | 180,000円 |
種別 | 日本語調査報告書(オンラインアクセス) |
ネオテクノロジー「触媒を利用した二酸化炭素の有用成分への変換 ~カーボンリサイクルに向けて~」はカーボンリサイクルへつながる、触媒を用いた二酸化炭素の有用成分変換に関する特許情報をまとめたネオテクノロジーのダイナミックマップシリーズのレポートです。
ダイナミックマップの詳細についてはこちらをご高覧ください。
当レポートについて
「2050年カーボンニュートラル」に向けて、様々な企業が、温暖化ガス低減と経済的成長を両立させる「グリーン成長」のビジネスチャンスを狙っています。ネオテクノロジーでは、カーボンニュートラルの主要課題である二酸化炭素の吸収・利用・貯留に着目し、各種特許レポートを発刊しています。これまでにも、「二酸化炭素CO2分離膜」や「藻類による炭酸ガスの吸収・利用」等の特許レポートを発刊してまいりました。
近年、二酸化炭素を“資源”ととらえ、素材や燃料等に再利用することで大気中への二酸化炭素排出を抑制する「カーボンリサイクル」に注目が集まっています。
本書では、二酸化炭素を再利用するために、還元等の反応を利用する触媒技術に着目して最近の特許情報を調査しました。
【調査対象とした技術】
二酸化炭素を再利用するために、還元等の反応を利用する触媒技術を取り上げました。
この場合、「還元」や「反応」という用語に限らず、炭酸ガスを何らかの方法で、有用な物質に変換する技術を対象としました。既存のメタン化触媒などの表現で具体的な触媒の種類が記載されていない場合でも採用しています。
ただし、下記に該当する技術はノイズ情報として除去しました。
触媒を一切使用しない反応であることが明らかな場合、酸・アルカリ反応であっても他の物質への変換ではなく、単なる吸収・貯蔵等である場合等はノイズ情報として除去しました。
【調査対象とした特許情報】
2017年7月1日から2022年5月31日までに発行された国内公開・公表・再公表特許情報の総件数2201件を調査し、本件技術に該当する656件を抽出しました。
■技術と企業の全体像を俯瞰できるダイナミックマップ
本ダイナミックマップは、タイトルテーマ技術に関する特許情報の調査結果を、技術分類ごとに分けた技術側と出願上位10社までの企業側の2軸から閲覧することができる電子版特許調査報告書です。『技術側』では出願件数推移グラフや技術の企業シェア等を掲載し、『企業側』では出願内容を技術分類ごとに分けたレーダーチャートや発明者リスト、共同出願人リスト等を掲載しています。
特許調査、技術動向把握、事業経営企画のための特許調査資料としてご利用ください。
目次
【技術分類】
◇一酸化炭素への還元
二酸化炭素と水、炭化水素などとフィッシャートロプシュ法による原料である合成ガスの製造など、一酸化炭素を含む組成物等を生成する触媒技術に特徴がある特許情報を取り上げました。
◇メタノール等の生成
二酸化炭素とその他の原料を用いて、メタン、メタノール等の低分子化合物を生成する触媒に特徴がある特許情報を取り上げました。
・メタン等の炭化水素
・メタノール等のアルコール
・ギ酸等の低分子化合物
◇複雑な化合物の生成
複雑な化合物(高分子)などを生成する触媒に特徴がある特許情報を取り上げました。
◇電気化学反応の触媒
カソード電極による電気化学的還元による二酸化炭素の還元において
二酸化炭素の吸蔵など別途使用する触媒に特徴がある特許情報を取り上げました。
◇その他
上記分類に属さない特許情報を取り上げました。
◇参考情報
上記分類には該当しないが、ノイズとして排除するより技術的に参考例として収録しておきたい特許情報等を取り上げました。