分散系のレオロジー

出版：株式会社エヌ・ティー・エス

分散系のレオロジー　～基礎・評価・制御、応用～

エヌ・ティー・エス「分散系のレオロジー　～基礎・評価・制御、応用～」は分散系のレオロジーを基礎編と応用編に分けて解説を行っています。基礎編では分散系レオロジーの基礎に加え、対象レオロジーに関する解説をしています。応用編では応用例を解説しています。

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• サスペンション、エマルション、フォームのレオロジー
• レオロジーの基礎、評価、応用
• レオロジーを機能として用いるための技術・ノウハウを各分野の専門家が解説
• 塗料・塗装、コンクリート、食品、医薬品から化粧品まで

目次

第Ⅰ編　基礎編

第1章　分散系のレオロジーの基礎
第1節　定常流動挙動および動的粘弾性挙動　《巽 大輔》
第2節　チキソトロピー挙動　《伊掛 浩輝》
第3節　コロイド粒子間の相互作用　《山中 淳平，奥薗 透，豊玉 彰子》

第2章　レオロジーの測定と評価
第1節　レオロジーの測定　《髙野 雅嘉》
第2節　ナノレオロジーの測定　《酒井 啓司》
第3節　粒子径・粒度分布とゼータ電位の測定　《柳 捷凡》
第4節　チキソトロピー挙動の測定　《髙野 雅嘉》
第5節　超音波流速分布計測によるレオメトリ　《田坂 裕司，芳田 泰基，大家 広平》

第3章　サスペンション・スラリーのレオロジー
第1節　サスペンジョン・スラリーのレオロジー概説　《菰田 悦之》
第2節　石炭・セラミックス・アルミナスラリーのレオロジー　《佐伯 隆》
第3節　固液液三相粒子分散系のレオロジー　《石神 徹》
第4節　セルロースファイバーサスペンションのレオロジー　《巽 大輔》
第5節　チキソトロピー性を示す粘土懸濁液のレオロジー評価　《芳田 泰基，田坂 裕司》

第4章　泡のレオロジー
第1節　ファインバブルのレオロジー　《小方 聡》
第2節　泡の定常流測定と動的粘弾性測定　《小山 匡子》
第3節　泡の界面粘弾性の測定　《矢田 詩歩》

第5章　エマルションのレオロジー
第1節　エマルション分散液のレオロジー挙動に対する温度の影響　《堀内 照夫》
第2節 ミセル・リオトロピック液晶のレオロジー　《加藤 直》
第3節　エマルションの安定性と安定性評価　《酒井 俊郎》

第6章　レオロジーの制御
第1節　レオロジーコントロール剤　《若原 章博》
第2節　コロイド分散系のレオロジー制御　《阿部 浩也》

第Ⅱ編　応用編

第1章　塗料・インキ・コーティングのレオロジー
第1節　塗料のレオロジー概説　《郷司 春憲》
第2節　オフセット印刷用マイクロカプセル分散インキのレオロジー特性とその評価　《江藤 桂》
第3節　インクジェットインクのレオロジー　《酒井 真理》
第4節　紙および板紙コーティングにおけるレオロジーと粘度の重要性　《鈴木 洋平》
第5節　塗装工程と粘弾性特性　《石田 聡，井賀 充香》
第6節　自動車触媒コート層用アルミナのレオロジーと膜形態　《小澤 正邦》
第7節　塗料およびコーティング剤のレオロジー評価　《宮本 圭介》
第8節　スクリーン印刷用インキの粘弾性　《佐野 康》
第9節　食品3Dプリンタでの高精度造形に向けたフードインクのレオロジー制御　《武政 誠》

第2章　食品のレオロジー
第1節　食品の製造から消費に至る段階に関わるレオロジー　《三浦 靖》
第2節　食品のレオロジー測定　《宮本 圭介》
第3節　USRによる食品のレオロジー物性評価　《田坂 裕司，芳田 泰基，大家 広平》

第3章　化粧品のレオロジー
第1節　マッサージクリームのレオロジー特性　《山田 隆幸》
第2節　化粧品基剤の内部構造とレオロジー　《山縣 義文》
第3節　クリーミーな泡のレオロジー　《金井 宏行》
第4節　化粧品のレオロジー測定　～ヘアジェルやネールエナメルなど～　《宮本 圭介》
第5節　泡洗顔料のレオロジーによる過渡的特性の評価　《小山 匡子》
第6節　化粧品用水系増粘剤によるレオロジーコントロール　《中西 睦，竹元 依里》

第4章　医薬・機能性流体
第1節　レシチンを主成分とする逆紐状ミセルのレオロジー特性と皮膚適用製剤への応用　《橋崎 要，藤井 まき子》
第2節　磁気粘性流体（MR流体）のレオロジー　《貝出 絢》

第5章　フレッシュコンクリート
第1節　フレッシュコンクリートのレオロジー　《李 柱国》
第2節　左官材料のワーカビリティーとレオロジー　《山﨑 尚志》
第3節　回転粘度計によるフレッシュコンクリートのレオロジー特性評価　《平野 修也》

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