電動化車両と関連主要部品市場調査 ~総合技研出版レポート~
出版社 | 総合技研株式会社 |
出版年月 | 2025年4月 |
ページ数 | 181 |
価格タイプ | A4製本版 |
価格 | 132,000円(税込) |
種別 | 日本語調査報告書 |
「2025年版 電動化車両と関連主要部品のロードマップ」は電動化車両と電動車両用部品市場を調査し、市場動向、関連主要部品の技術およびロードマップを解説・分析しています。
第1章「環境規制に対する主要国(日本・欧州・米国・中国)とカーメーカーの対応」では環境規制に対する主要国および自動車メーカによる動向や取り組み状況をまとめています。
第2章「電動化車両の現状と今後の展開」では電動化車両市場の市場予測に加え、車両グレードの実態や主要電気自動車のスペックを紹介しています。
第3章「電動化車両におけるキーテクノロジー」ではキーテクノロジーとして電費改善技術、冷却・潤滑・熱管理システム、全固体電池、水素エンジンをピックアップし、解説しています。
第4章「電動化車両の市場動向」では電動化車両の世界主要地域・国における市場動向および2050年までの予測などを行っています。
第5章「電動化車両部品市場とエンジンの位置付け」では電動化車両部品市場およびエンジンの概要およびロードマップをまとめています。
第6章「電動化車両主要部品のロードマップ」では主要電動化車両部品9品目について、市場規模推移、参入メーカ・納入マトリクス、2050年までのロードマップ、注目ポイントを解説しています。
「2025年版 電動化車両と関連主要部品のロードマップ」について
自動車業界は2035年に向けて大きく変わろうとしており、とりわけ排ガス規制・燃費規制といった環境規制の強化にともない完成車メーカーは各国で実施される規制クリアに向けて電動化車両の投入及びロードマップを策定、具体的な行動をみせています。中でもハイブリッド化によるパワートレインの電動化(PHV,フルHEV,48V-HEV)とEVシフトが最大の切り札となります。電動化は駆動モータ,インバータ,バッテリーなど電動化部品や補機類だけでなく、ブレーキやステアリングそして車体軽量化にいたるまで車両全般にわたり大きな影響を与えていきます。
「2025年版 電動化車両と関連主要部品のロードマップ」は、完成車の電動化への動きをみながら、電動化関連主要部品について技術指標とそのロードマップについて分析を行っています。
調査研究ポイント
- 電動化の背景となる法規制動向とカーボンニュートラル
- 完成車
- 2020年・2025年・2035年電動化ロードマップ
- 主要部品
- 2020 年・2025 年・2030 年・2040 年・2050 年
- 技術ロードマップと生産量
調査項目
1.排ガス規制の動向
2.燃費規制・CO2排出規制に向けた主要国が掲げる電動化ロードマップ(2030年・2035年)
- 電動化ロードマップ概要、主要国の電動化評価基準
- 主要国のグルーバル市場における存在感・影響力
- 日本
- 欧州(EU)
- 米国
- 中国
3.電動化長期的ロードマップ(2020~2050年)と現在の位置付け
- 2020~2035年
- 2035~2050年
4.電動化車両の市場規模(2020~2050年)
- パワートレイン別販売台数
- 国・エリア別電動化車両販売台数
- 生産地別EV・FCV(ZEV)販売台数
- 電動化車両
- パワートレイン種類➡国・エリア
- 電動化車両
- 国・エリア➡パワートレイン種類
5.電動化車両市場の動向
- EV・PHV主要車種の車両セグメント上の位置付け
- 電動化車両種類別生産地別動向と車両セグメント
- パワートレイン電動化とカーメーカーの方向性
- 欧州系カーメーカーにおけるEV化対応、新ブランド、高級化路線の動向
- 日・欧・米・中・韓主要カーメーカーにおけるエンジン車(ICEV)生産販売終了目標年
- 日・欧・米・韓主要カーメーカー17 社の電動化ロードマップとEV 販売目標2030 年・2035 年
6.電動化にともない影響を受ける冷却・潤滑・熱管理システムと部品の動向
- 電動化車両における冷却(水冷・油冷・空冷)システムと部品の概要
- 冷却・潤滑システム電動化の背景
- 駆動モータの冷却技術の動向
- インバータ冷却技術の動向
- バッテリー冷却技術の動向
- ヒートポンプ方式統合熱管理システムの開発動向
7.電動化車両主要関連部品のロードマップ(~2050 年)と市場規模(2020~2050 年)
- 駆動モータ(MGU)
- ISG・BAS(48V-HEV)
- インバータ
- DC/DC コンバータ
OBC - 電動アクスル(e-Axle)
- バッテリーセル
- BMS
- トランスミション
- 減速機
ブレーキ - ハイドロブースタ
- ブレーキキャリパ用サーボモータ(電動ブレーキ)
- 電動パワーステアリング
- 電動コンプレッサ
- 熱管理モジュール
調査対象品目
- 電動化車両
- EV
- PHV
- フルHEV
- マイルドHEV
- FCV
- 電動化関連主要部品
- 駆動モータ
- MGU
- ISG
- BAS
- 電動アクスル
- e-Axle
- パワーエレクトロニクス
- インバータ
- DC/DC コンバータ
- OBC
- PCU
- 冷却システム
- 電源
- バッテリーセル
- BMS
- 補機類
- カーエアコンコンプレッサ
- 統合熱管理モジュール
- エンジン
- トランスミッション
- 減速機
- ブレーキハイドロブースタ
- 電動ブレーキ
- ステアリングEPS
- 駆動モータ
調査対象先
- 日系メーカー
- 完成車メーカー
- 電動化関連主要部品メーカー
- 材料メーカー
- 海外メーカー
- 欧州・北米完成車メーカー
- メガサプライヤー・電動化関連主要部品メーカ
目次
1.環境規制に対する主要国(日本・欧州・米国・中国)とカーメーカーの対応
1)主要国における排ガス規制の動向···········( 1)
2)EURO7と各国の規制比較··············( 3)
3)主要国における電動化車両に対する環境評価基準·········( 5)
4)主要国におけるCO2排出規制・電動化ロードマップ·······( 8)
5)日・欧・米・中・韓主要カーメーカーにおけるエンジン車(ICEV)生産販売終了目標年··( 19)
6)日・欧・米・韓主要カーメーカー17 社の電動化ロードマップとEV 販売目標2030 年・2035 年··· ( 20)
7)主要国の世界自動車市場における存在感・影響力·········( 26)
2.電動化車両の現状と今後の展開
1)全体トレンド及びロードマップ(2020~2035年・2035~2050年) ···( 27)
2)パワートレインの種類と電動化レベル············( 29)
3)電動化車両の車両グレード(セグメント)の実態·········( 31)
4)電動化車両の車両グレード(セグメント)上の位置付け······( 37)
5)主要EVの車両のスペック一覧···········( 39)
モデルグレード車両価格
サイズ:L×W×H 重量
モータ:型式定格出力最高出力最大トルク
バッテリー:総電圧総電力
航続距離など
3.電動化車両におけるキーテクノロジー
1)全体トレンド及び今後、デファクトとなる技術領域·········( 51)
2)電費改善技術·················( 53)
-モータ・インバータ・バッテリー-
3)電動化車両における冷却・潤滑・熱管理システム·······( 56)
-モータ・インバータ・バッテリーと電動コンプレッサ-
4)全固体電池·················( 63)
-トヨタなど関連企業の動向-
5)水素エンジン·················( 69)
-BMW・トヨタの開発事例,実用化の可能性-
4.電動化車両の市場動向
1)全体トレンドとパワートレインの電動化率推移·········( 75)
2)パワートレイン電動化とカーメーカーの方向性・ブランド戦略······( 76)
3)国・エリア別全体市場規模推移(2020~2050年) ······( 79)
4)パワートレイン種別市場規模推移(2020~2050年) ······( 80)
5)国・エリア➡ パワートレイン種別市場規模推移(2020~2050年) ····( 81)
-日本・欧州・北米・中国・その他-
6)パワートレイン➡ 国・エリア別市場規模推移(2020~2050年) ····( 86)
-FCV・EV・PHV・フルHEV・MHEV・ICEV-
5.電動化車両部品市場とエンジンの位置付け
1)電動化車両部品市場の概要··············( 93)
2)品目別市場規模推移(2020~2050年)·········( 94)
3)パワートレインの電動化にともなうエンジン市場の変化······( 96)
4)ガソリンエンジンの今後の位置付け・ロードマップ·········( 97)
5)ディーゼルエンジンの今後の位置付け・ロードマップ······( 99)
6)エンジンにおける高効率化動向(~2050年) ·········(100)
6.電動化車両主要部品のロードマップ
1)駆動モータ·················(101)
(1) 概要
(2) 市場規模推移(2020~2050年)
(3) 参入メーカー・納入マトリクス
(4) ロードマップ(~2050年)
(5) トピックス1:脱レアアース:省レアアースの動向
(6) トピックス2:インホイールモータ(IWM)の開発動向
(7) トピックス3:高効率化の動向
(8) トピックス4:モータ製造上の技術課題解決の動向
2)ISG・BAS(MHEV) ··············(113)
(1) 概要
(2) 市場規模推移(2020~2050年)
(3) 参入メーカー・納入マトリクス
(4) ロードマップ(~2050年)
(5) トピックス1:ISG・BASの搭載位置の動向
(6) トピックス2:トランスミッションへの組み込み動向
3)インバータ・DC/DCコンバータ・OBC·········(120)
(1) 概要
(2) 市場規模推移(2020~2050年)
(3) 参入メーカー・納入マトリクス
(4) ロードマップ(~2050年)
(5) トピックス1:SiC化の動向
(6) トピックス2:出力密度の向上
4)減速機(リダクションギヤ) ··············(129)
(1) 概要
(2) 市場規模推移(2020~2050年)
(3) 参入メーカー・納入マトリクス
(4) ロードマップ(~2050年)
(5) トピックス:電動化がもたらすトランスミッションレス化の動向
5)電動アクスル(e-Axle) ···········(135)
(1) 概要
(2) 市場規模推移(2020~2050年)
(3) 参入メーカー・納入マトリクス
(4) ロードマップ(~2050年)
(5) トピックス1:部品メーカー量産開始状況
(6) トピックス2:電動アクスル化により使われる部品,使われなくなる部品の動向
(7) トピックス3:電動アクスルにおけるXin1化の動向
6)バッテリー(セル・BMS) ··············(142)
(1) 概要
(2) 市場規模推移(2020~2050年)
(3) 参入メーカー・納入マトリクス
(4) ロードマップ(~2050年)
(5) トピックス1:エネルギー高密度化の動向
(6) トピックス2:コストダウン化動向
7)ブレーキ(ハイドロブースタ・EMB:電動ブレーキ) ······(154)
(1) 概要
(2) 市場規模推移(2020~2050年)
(3) 参入メーカー・納入マトリクス
(4) ロードマップ(~2050年)
(5) トピックス1:電動化車両用ブレーキブースタ種類別採用状況の現状と今後
(6) トピックス2:ブレーキの多機能化・高機能化の動向
8)パワーステアリング(EPS:電動パワーステアリング) ······(164)
(1) 概要
(2) 市場規模推移(2020~2050年)
(3) 参入メーカー・納入マトリクス
(4) ロードマップ(~2050年)
(5) トピックス1:ステアリングにおける脱油圧・電動化の動向
(6) トピックス2:EPSの協調制御への応用
9)カーエアコン(電動コンプレッサ) ···········(172)
(1) 概要
(2) 市場規模推移(2020~2050年)
(3) 参入メーカー・納入マトリクス
(4) ロードマップ(~2050年)
(5) トピックス1:パワートレイン電動化にともなうヒートポンプ式への移行
(6) トピックス2:主熱源,補助熱源の現状と今後
(7) トピックス3:ヒートポンプ方式による統合熱管理システムの動向
(8) トピックス4:PFAS規制と新冷媒の動向
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