XRデバイス・ディスプレー最前線

量産投資が進むOLEDoSの動向に迫る

XRデバイス・ディスプレー最前線

商品番号 : SMB-70379

出版社産業タイムズ社
出版年月2024年12月
ページ数136
価格タイプ税込価格
価格17,600円
種別日本語調査報告書
XRデバイス・ディスプレー最前線
XRデバイス・ディスプレー最前線
量産投資が進むOLEDoSの動向に迫る
  • VR/ARデバイス動向
  • 拡大するXRデバイス向けディスプレー市場
  • 投資が進むOLEDoSの動向
  • OLEDoS、LEDoSの開発、製造技術動向

発刊趣旨とご購入のご案内

「ポストスマホ」という単語をご存じでしょうか。次世代のスマートフォン(スマホ)のポジションを担うデバイスのことで、XR(VR、AR、MRの総称)デバイスのうちARデバイスに白羽の矢が立っています。近い将来かどうかは未定ですが、スマホを手に持ってディスプレーを覗く代わりに、電子デバイスと化したメガネで情報を得る時代がやってくるでしょう。過去にも多機能メガネ「スマートグラス」としていくつものデバイスが誕生していますが、周辺デバイス技術やソフトウエア、なにより変わったメガネを受け入れるコンシューマーの土壌が未発達であったため、普及期を迎えることなくブームが過ぎ去っていきました。では今回のブームは本物かどうか?私たちは常に疑問を持って取材を進めてきました。

米国のビックテックと呼ばれる企業が本腰を入れても、いつ計画が白紙になるか分かりません。事実、これまでMRデバイスの「Hololens」シリーズを世に送り出してきたマイクロソフトは、徐々に関連チームの整理をはじめ、ついにHololensの生産を止めることにしました。アップルは「空間コンピューティング」と称してMRデバイスを発表しましたが、次世代機にどの程度本気であるのかが不透明です。

業界を牽引するのは、やはりメタ・プラットフォームズ(メタ)でしょう。社名をFacebookから変更したことでもその本気度が伺えますが、VRデバイスの「メタクエスト」のシリーズ展開だけでなく、このほど長年研究を続けてきたARグラスのプロトタイプを披露しました。同社ではXR関連分野を「長期投資分野」と位置づけ、関連部署が大赤字を継続しても開発の手を緩めてはいません。ARグラスを発表したことで、いよいよ「ポストスマホ」に向かって始動したと言えます。彼らは、デバイスを通してコンシューマーを自らのエコシステムの中に組み込むことを想定していると考えられています。今後、これに触発されたアップルや他の企業がどのような動きを見せるか、目が離せない展開になってきています。
また、これらXRデバイスの動きに呼応して、小型/マイクロディスプレーの動きも活発化しています。特にOLEDoSは中国メーカーが怒涛の勢いで量産化に着手しています。マイクロLEDディスプレーも、アップルウオッチでの搭載が白紙になったことから一時期トーンダウンしましたが、ARデバイスでは小型・高輝度を叶える同ディスプレーのアドバンテージが高く、フルカラーでの量産・普及が待たれるところです。

本書では、XRデバイスの動向とそれらに搭載される小型/マイクロディスプレーの動向や製造技術などについて詳述しました。前書籍「メタバース・スマートグラス最前線」の後継書籍となります本書の、関連業界各社の取材・執筆・編集には、『電子デバイス産業新聞』編集部が当たりました。業務ご多忙の中、取材に協力して頂いた関係者の方々には、お礼を申し上げる次第です。

内容構成

巻頭特集XRデバイスで進化するマイクロディスプレー
~黎明期のARデバイスと量産激化するOLEDoS~

第1章 XRデバイス動向
アップル/グーグル/ビュージックス/マイクロソフト/メタ・プラットフォームズ/HTC/Xreal/オッポ/シャオミ/TCL/キヤノン/NTTコノキューデバイス/QDレーザ/Shiftall/セイコーエプソン/ソニーグループ

第2章 マイクロディスプレー動向
サムスンディスプレー/イメージン/コーピン/マイクロオーレッド/BCDTEK/SIDTEK/SeeYA Technology/ソニーグループ/サフラックス/モジョビジョン/アレディア/MICLEDIマイクロディスプレイズ/ポロテック/ジェイドバードディスプレー/鴻海精密工業/沖電気工業(OKI)/シャープ/TDK/福井大学

第3章 LEDoS・OLEDoS製造技術動向

■OLEDoS製造技術
高輝度化と低コスト化で先行
真空蒸着装置
高輝度化技術
高解像度化技術

■LEDoS製造技術125
フルカラー化の実現が課題
MOCVD装置
量子ドット材料
シリコンバックプレーン