出版:株式会社ネオテクノロジー 出版年月:2022年12月
シミュレーションとモータ
ページ数 | NA |
税込価格 | 88,000円 |
税抜価格 | 80,000円 |
種別 | 日本語調査報告書(PDF版) |
■本書について
モータの開発では、有限要素法による磁場解析や、熱解析、振動解析などでシミュレーションが活用されています。コンピュータの高性能化などにより解析時間は短縮していますが、モデルの精度や計算の収束性などが課題となっています。
本パテントガイドブックは、モータを構成する重要な機能である軸受や、動作上の課題である振動の抑制、またモデルベース開発に利用するモータモデルなどに着目し、シミュレーション技術を活用した特許情報を取り上げました。
2019年7月以後の特許出願であって2021年1月1日から2022年9月6日までに発行された特許情報283件から、技術者の目で全体像を把握するのに役立つ特許情報を46件抽出しました。
目次
【技術分類】
〇軸受のマネジメント
軸受の回転を安定化するための隙間の調整、異常を監視するための温度の推定、劣化を検知するための振動の解析などに特徴がある特許情報を取り上げました。
〇振動の抑制と模擬
機械負荷の振動や、騒音を抑制するためにモータを制御する方法に特徴がある特許情報を取り上げました。
〇モータのモデル化
モータの特性を模擬したモデルを用いたシミュレーションに特徴がある特許情報を取り上げました。
〇機能と構造の最適化
対象の産業機械に対する最適なモータの選定や、目標に最も近いモータの構造を求めるためのシミュレーションに特徴がある特許情報を取り上げました。
〇参考情報
上記分類には該当しないが、技術的に参考として見ておきたい特許情報を取り上げました。モータ内部の温度や磁場などを推定する技術、モータによってブレーキに疑似的な操作反力を付与するストロークシミュレータ、などを含みます。