出版:株式会社ネオテクノロジー 出版年月:2022年12月
シミュレーションと熱解析
ページ数 | NA |
税込価格 | 88,000円 |
税抜価格 | 80,000円 |
種別 | 日本語調査報告書(PDF版) |
■本書について
流体の流れや熱の移動に関係する現象の挙動を把握するために、熱流体解析技術を活用し、シミュレーション技術を利用して現象を模擬することができます。
①現象を可視化して分析、対策する、
②現象を数値化して最適な条件を選択する、
などが可能となります。
本パテントガイドブックは、熱流体解析技術を活用したシミュレーション技術に関する特許情報を取り上げました。
下記の応用例に着目しています。
計算コストをかけずに、現状のシミュレーション技術では実現困難であった混錬終了時の物理量を推定できる技術。
受入タンクの予冷シミュレーションによって、タンク内温度を所定の目標温度まで冷却するために必要な液化ガス消費量、所要時間、及び労働力を予測する技術。
シミュレーションにより、対象空間内の温度の予測する際に用いられる境界条件を適切に推定する技術。
伝熱計算工程において、入口へと戻る流体モデルの温度を、出口での流体モデルの温度とは異ならせることにより、出口での流体モデルの温度の発散を防ぐことができる技術。
最近2021年1月~2021年12月までに発行された特許情報293件から、技術者の目で全体像を把握するのに役立つ特許情報を52件抽出しました。
目次
【技術分類】
〇熱を伴う反応状態の推定
材料の混合や樹脂の硬化などの反応過程で温度を推定するシミュレーションに特徴がある特許情報を取り上げました。
〇熱伝達系の最適化
熱流体のシステムで、温度に関する最適条件を求めるシミュレーションに特徴がある特許情報を取り上げました。
〇境界条件の設定
熱解析のシミュレーションで、境界条件の設定方法に特徴がある特許情報を取り上げました。
〇収束性の改善
熱解析のシミュレーションで、収束問題の解決方法に特徴がある特許情報を取り上げました。
〇学習モデル
熱解析のシミュレーションモデルに機械学習を利用することに特徴がある特許情報を取り上げました。
〇参考情報
上記分類には該当しないが、技術的に参考として見ておきたい特許情報を取り上げました。温度分布の推定、モデル化、計算方法、などを含みます。