ホテル・宿泊施設 計画総覧 2024年版

出版:株式会社産業タイムズ社 出版年月:2024年4月

ホテル・宿泊施設 計画総覧 2024年版

外資系、都心再開発、地方進出など最新の開発情報が分かる

  • ホテル・宿泊施設の開発動向を解説
  • ニューオープンしたホテルを写真付きで紹介
  • 全国約350件の開発案件を一挙掲載
ページ数144
税込価格16,500円
税抜価格15,000円
種別日本語調査報告書

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ホテル・宿泊施設 計画総覧 2024年版

発刊趣旨とご購入のご案内

訪日客数は2019年に3188万人を記録した後、新型コロナウイルスの影響で、20年は411万人、21年は24万人まで落ち込み、ホテル業界は大きく苦戦し、閉店するホテルもありました。しかし、22年10月11日、入国者数の上限が撤廃され、いまやコロナ前を上回る勢いとなっています。また、熊本県や北海道で半導体工場の進出が話題となり、周辺で出張者向けにホテル需要が生まれるなどインバウンドとは違う需要も生まれてきました。

一方、現在の市場環境は稼働率よりも価格帯の好調に支えられていますが、いわゆるビジネスホテルは客室の広さやサービスに限りがあり、価格の上昇には限界があると言われ、競合も多いカテゴリーです。また、業界全体として人手不足も深刻で、抜本的な解決策は見出せていません。
それでもコロナ前から進んでいたラグジュアリーホテルの開発はいまだ活況で、3大都市の再開発、地方都市の再開発などで出店するだけでなく、いわゆる王道の観光地以外のエリアへの出店も少しずつ増えています。23年12月の訪日客数は19年同月比108.2%、23年の訪日客数は年間で2500万人を突破し、当面はホテル業界の勢いは続くとみられます。

本書は、再び活況となったホテル業界の動向や開発トレンドを読み解くことを目指して編集・製作いたしました。3章構成となっており、第1章ではホテル業界の最新動向を詳述、2章は2023年に開業した注目の10ホテル、3章では24年4月以降に開業する全国の開発案件を収録しました。
なお、弊社では定期刊行物として週刊で『商業施設新聞』を発行しており、本書の取材は同紙編集部の手によるものです。読者諸賢のご批判、ご叱正、ご助言をお願い申し上げる所存です。

内容構成

◆第1章 ホテル業界の最新動向

■ホテル業界 再浮上
出店推進、日本初上陸も複数控える
■札幌~千歳地区で開発加速
半導体工場、ボールパーク、再開発などが呼び込む
■外資系ラグジュアリーホテル 地方でじわじわ拡大
鳥取や高松で最高級案件

◆第2章 23年に開業した最新の注目ホテル10選

■三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア
プール導入など上質体験 屋外にはジェットバスも
■シェラトン鹿児島
待望の外資系ホテル開業 桜島を一望など地域性も豊か
■BELLUSTAR TOKYO/HOTEL GROOVE SHINJUKU
東急歌舞伎町タワーに2ホテルが開業 アート、高級感など個性を前面に
■ザ・リッツ・カールトン福岡
最高峰の高級ホテルが天神に 富裕層集客など街全体に効果
■センタラグランドホテル大阪
タイ発のホテル日本第1号店 客室515室で家族中心に集客
■ホテルインディゴ東京渋谷
音楽、ハチ公など地域性が満載 デザインも光る個性派
■紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良
歴史的建造物を改修 マリオットの最上級ブランド
■デュシタニ京都
タイ発の高級ホテルが誕生 大阪や沖縄でも新規出店を計画
■メルキュール東京羽田エアポート
羽田地区唯一の国際チェーン インバウンドで約7割想定
■ホテル虎ノ門ヒルズ
ハイアットの最新ホテル 上質なシンプルさが光る

◆第3章 全国のホテル・宿泊施設計画